スイミー

2019年6月19日2 分

OWS用高速水着を制作します part2

最終更新: 2019年9月2日

※2019年9月2日追記:SA60ハイスペックは1着からご注文可能になりました!

オンラインショップからご注文ください。標準サイズ以外の制作も可能ですので、

ご希望の方はメッセージ、メール等でご連絡ください。

この度、新しいOWS用高速水着を制作することになりました。
 
part1でお知らせした通り、

1.SA60ハイスペック(TXを全面使用)
 
2.SA61-TX+ (体幹部にTXを使用)
 
3.SA61-SS (TXを不使用)
 
の3種類になります。いずれもラバー素材は使用しません。
 
写真は1のSA60ハイスペックです!
 

こちらは試作品ですが、基本デザインはこうなります。レディスはオープンバックです

今回はTXとは、どんな生地なのか?についてご紹介します。


 
一言で言えばFIFAの規定でラバー素材の水着が禁止された後、
 
高速水着の素材として新しく開発された超撥水生地です。
 

 
詳しくは下記リンクをご覧ください⇩(2010年の記事です)
 
二宮清純のスポーツ・ラボ 第12回「高速水着は新時代へ」
 

10月21日、山本化学工業の素材を使用した2011年最新モデルの高速水着『BRS-TX1』(以下、TX1)がFINA(国際水泳連盟)の公式試合水着として許可を取得した。

と書いてあるように、(それ以前に承認されたTX-2とともに)TX-1はFINAの承認を得た生地です。なのでもちろん浮力もなし、ラバーも使用していません。布帛系とも違います。


 
TX-2は撥水効果が高く、シャラシャラした感触で、TX-1はよりストレッチ性に富んだ柔らかい感触を持っています。
 
「SwimArmar60ハイスペック」では、激しく動かす部分にTX-1、撥水効果を高めたい部分にはTX-2を配するように、細かくパーツに分けてデザインされています。
 

 
part1でも書いた通り、その工夫が「着心地の良さ」「動きやすさ」に結びついているわけです、しかも速い。高速水着用に開発された生地なので当たり前ですが、速いんです。

足首までのロングスパッツで、背中の露出面積も抑えた(生地で覆われる部分が大きい)おかけで、TXの持つ「速さ」がより体感できる水着になっていると思います。

また保温性という点ではラバーにかないませんが、通常の水着に比べると冷えにくいと思います。何しろ撥水力が尋常じゃないので、そもそも水を含まない(含みにくい)。
 
なので水中でも軽いまま、水を含んで水着が重くなるという感覚がほぼありません。
 
また高密度の繊維なので、繊維の間から侵入してくる水が少ない。ゆえに体が感じる冷えも軽減する。
 

 
海のレースではいい事ずくめの生地だと思います!
 


 
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